明治維新直後、政府は、日本近代国家への礎石として工場化された産業施設の創設を計画しました。     諸外国への仲間入りを志向するものでした。  特に、貿易による外貨獲得の道として「生糸の輸出振興」が打ちだされ、尾高惇忠を創立責任者に、そしてフランス人「ポール・ブリューナ」を首長に迎えて、この富岡の地に模範製糸工場が設立され、明治5年(1872)10月4日に操業が開始された。       木造レンガ造りの特色ある建造物群は、近代産業のリーダ、シンボルとして130年余りの間輝きに満ちて歩んできた歴史的な文化遺産です。                  平成26年6月世界遺産登録が濃厚。